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未来は子どもたちの
手の中

環境教育事業

CREATIVE RAINBOW PROJECT
Nanairo Tsuchidama

七色土玉プロジェクト

障がいの有無や年齢を越えて、だれもが取り組めるアート教育として
特許を取得した魔法の素材「乾太郎」(色粘土)を用いた「七色土玉プロジェクト」は生まれました。

Origins
プロジェクトの始動の背景

特許素材「乾太郎」の開発

土と遊び、創り出す楽しさをだれもが体験できる方法はないだろうか。 七色土玉プロジェクトは「だれもが取り組めるアート」を目指し、素材の開発から始まりました。2006年から始まった素材研究は7年の月日をかけ、2012年に特許を取得しました。その素材こそが七色土玉プロジェクトを支える特許素材「乾太郎」です。

特許素材「乾太郎」
陶芸の常識を覆す3つの特性

栃木県立盲学校 4年生の作品

栃木県立盲学校の協力

特許素材の開発後、試行錯誤が続く中、2014年関東甲信越の視覚支援学校の先生方が栃木県で研究会を開くこととなり、栃木県立盲学校の大橋厚子教諭の協力で、試験プログラムを試していただく機会を得ることになりました。

言語化して伝えることを学んでいる盲学校の子どもたちは、色に対する認識を言葉にし、デザインについてどん欲に表現しようとしていました。先生方と二人三脚で色土を選び、小さな塊を並べ制作を進めます。さらしの上に選んだ色土を置き、砂袋の自重を利用して叩き伸ばす。この方法は、手に障がいのある生徒にとっても障がいを克服する体験となりました。

この試験プログラムを経て、七色土玉プロジェクトは完成されました。
障がいや環境、年齢などにかかわらず、これまでに2歳から100歳までの多くの方々がそれぞれの「考えるを形に」を作品にしてくださいました。

七色土玉プロジェクトが
生み出す効果

脳の活性化: 創作は体と感覚が連動し、魔法のように立ち現れます。言葉を失った子が思わず笑い出しそうなおしゃべりな器を作ったり。小さな土玉には人生や夢が広がり、誰もが持つ天性がふと姿を現す瞬間を、本人も周囲も発見するのです。 自己肯定感の育成: 世界に一つしかない作品を創る達成感が確かな自信と自己肯定感を育みます。肯定感や達成感を得ることは大きな栄養素として人間形成の根幹の構築につながります。様々な環境下に育った子どもたちに対して、創造の世界は平等に享受できることが必要不可欠です。

SDGs Workshop

SDGs教室の開催

環境教育事業としての
七色土玉プロジェクト

だれもが取り組めるアート教育としてスタートした七色土玉プロジェクトは、2023年度に株式会社アクトリーR&Dセンターの協力を得て、ごみ焼却炉の廃熱を利用して焼成を行う取り組みも開始し、エネルギーの循環システムを学びながら創作活動を行うSDGs教室の一環としてもプロジェクトを推進しています。

learning 01

再生エネルギーの活用を学ぶ

2023年度の活動では「ごみ焼却熱の再生エネルギーを学びながら、アートを創ろう!」というテーマでSDGs教室が企画されました。
ごみ焼却の際に生じる熱を利用して蒸気を発生させ、その力で発電し、得られた電気で窯を焚くという仕組みを活用しています。
身近な環境問題を理解するとともに、ごみ焼却熱による再生エネルギーを取り入れながら、ゼロから作品を創造・具現化していきます。制作に使用する土も一粒たりとも無駄にしないことを大切にしました。
参加者は、循環の仕組みを学び、自ら環境について考えながら、創造的に行動することの大切さを体験を通して理解します。

learning 02

資源循環型社会について学ぶ

アクトリーR&Dセンターでは、アワビやフグの養殖や熱帯植物の育成など、エコビレッジ構想の実現を目指した研究が進められています。見学を通して、資源を循環させて活用する社会のあり方を学びました。

learning 03

SDGs体験ワークショップ

カーテン屋さんの余った生地を再利用してオリジナルの「ざぼん星人」を作ったり、水に関する絵を描くワークショップなど、水や資源について考えながら体験を通して学ぶ活動を行っています。